ぱらぷる帖 |
職場の同僚のMさんから、須賀敦子全集をお借りしています。その名前はku:nelの小記事で見て、知っていたものの、読むのは初めて。時代を全く感じさせない文体にすっかり魅了されていますが、その話はまたいずれ。今回は、著者がミッションスクール時代にシスターに「Lord」の発音の悪さを指摘され、何度も何度も繰り返してLord・・・・Lord・・・・といい続けなければならなかった、というエピソードで思い出したこと。 カナダのオタワに居た頃、Barbaraという年配の女性と日英交換授業をしてました。Barbaraとはどこか適当なカフェで毎週会って2時間(一応1時間はワタシが英語を習い、残りの1時間は彼女が日本語を習う)ひたすら喋っていたわけです。「文字を追わないで喋らないとダメよ!」と言われ、ひたすら彼女の言うセンテンスを口移しで繰り返す、とか、新聞の記事をなめらかなスピードで読む、とか、語学学校の授業顔負けの充実度でした(笑)。 ある日、ワタシが「early」と発音すると、「What?」と何度も繰り返し聞かれ、挙句の果てには彼女のOKが出るまで、まさに須賀さんとシスターのやりとりのようにひたすら「early」の発音をやらされたことがあります。自分では「出来てるやん!もう!」と思ってるし、カフェだし(笑)、最後の方は半泣きになったほど。日本人のニガテなRとLが両方入っているという意味で、これは試金石的な単語と言えると思いますがそれにしてもあの執拗さ・・・(苦笑)。RとLといえば、紙で口を隠して先生の前でRightとLightを繰り返し言わされる、という授業もあったっけ(笑)。 しつこいようですが、未だに英語習得に関するトラウマは消え去ることはありません(笑)。カナダ時代に比べたら格段に進歩(自社比)しているとは思うものの、まだまだ気になる。まだまだトラウマ(笑)。オランダ語を習い始めたときは「オランダ語がそこそこできるようになったらドイツ語も習いたいかも」などとずうずうしく考えてましたが、やはりオランダ語が終わった後は英語に戻ろうと思います。
by parapluplu
| 2010-09-12 04:47
| ひとりごと
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