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ぱらぷる帖


妄想暴走族。
by parapluplu

側道美学。

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到着しました、QuickJapan94号!!!!写真もヨカッタです!設楽さんって年を重ねるごとに色っぽくなってんなー!日村さんの愛くるしさにも悶絶ひとしおでした(笑)。

満を持しての(?)バナナマン特集・・・・・!今回は超ホットに、暑苦しいぐらいの勢いで行こうと思いますので、バナナマンに興味ないかたはかるーくスルーでお願いします(笑)。

まず巻頭の「無敵のふたり」の文章が本当にバナナマンがどういう芸人でどういう立ち位置にいるかというのをガッツリ言い当てていて、すがすがしいほどで。で、震える手で(注:アル中?とかではなく!興奮で、ですYO)ページをめくっていきました。いやーもうすばらしいの一言に尽きるンです、本当に。

構成としては、
●バナナマン24000字インタビュー
●バナナマンへの証言
●オークラさんプレゼンツ「バナナマンのネタとコントとテレビと僕」
●おぎやはぎからのラブレター(笑)
●「地球征服アパート物語」監督インタビュー
という5部構成。

とにかくまあ24000字インタビューが圧巻でした。バナナマンの人となりと実力のほどが本当に的確にわかる構成になってました。『バナナ炎』で「世間は気づいていないがバナナマンのココを評価して欲しいベスト3」というテーマの回がありましたが、これと若干内容は重複してたかな?でもバナナマンが何を基点にしているかというのが改めてよくわかって興味深かったです。

バナナマンへの証言以降はとにかく、バナナマン周辺の人たちがどれほどバナナマンへの愛を持って接しているかというのがよーく伝わるすばらしさ(笑)!しかも盲目的な愛ではなくて、ちゃんとバナナマンを客観的に評価しつつそこに愛があるというのがひしひし感じられて、感動すらしてしまったほど(笑)。

個人的にオークラさんのは期待してなかったんですが(失礼)、これが期待をはるかに上回る面白さでした。『バナナ炎』ノープランロケとかラジオでオークラさんが喋ってるのを見ると「なんだかなぁ」と思うこともあったりしてたんですが、さすが構成作家!!というかバナナマン結成翌年からずっと一緒に走ってきた人だけあるわ、やっぱり。これがいちばん衝撃的でした、ある意味。オークラさんの客観性と構成作家としての冷静な目線、そしてそれを上回るバナナマンの実力と魅力っていう対比がよくわかった。

おぎやはぎのラブレター(「Dear B」とかいってふざけすぎ!!笑)は、これまた長年一緒にいろいろやってきたっていう愛情が存分に感じられました。おぎやはぎはおぎやはぎで、数年前までは想像もつかなかった地点にいて(※ゴッドタンとか「とんねるずのみなさんのおかげでした」とか)、それについてもすっげーなーと思うんだけど、その二人をしてバナナマンの実力をここまで買ってるってのは、本当にすごい。最後の「地球征服アパート物語」福田監督のインタビューも思いのほか面白かった。バナナマンってあの演技力が本当に実力を裏付けてると思うので、福田監督がそのあたりを言及してるのを読んで「そうなのよ!」と力強くうなづいた次第です。

いやーこれ永久保存版だわー(笑)!ほんっとに。




(巻頭より)
設楽統が描く、他の誰も想像しないような少しずれた面白さの世界と、
その世界をさらに超える演技で具現化する日村勇紀。

(インタビューより)
設楽:んーまあ、今振り返ると確かに、側道を走ってきたとしか思えないんですよね(笑)。
設楽:(前略)最近はピンの仕事も増えてきたんですけど、俺は日村さんの動向を常に気にしてますし、マネージャーには「細心の注意を払え」と言ってます(笑)。特にお笑い色の強い仕事に関しては。
日村:俺、ふんぞり返っちゃうときがあるんですよ、いつの間にか(笑)。

(オークラさんより)
日村さんは、心弱き天才パフォーマー(笑)。(中略)あそこまで天然の人ってふつう、技術が不足しちゃうんですけど、技術的なものも異常に持ってるっていうのが、日村さんですね。

(おぎやはぎより)
矢作:まず、あの演技力ね。
小木:それが二人ともずば抜けてるんだよ。

(福田監督より)
(前略、設楽さんのシーンについて)あの組み立て方は、天才的な役者さんだと思いました。
(前略)「日村君ってすげえんだな」と改めて思いました。
by parapluplu | 2011-02-22 04:41 | 読ム
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